ブライズボックス創業者・代表取締役 ブライアン・ウィルコックス
How it all started…
すべての始まりは
私は根っからのエンジニアで、小さいものはマイクロチップから大きいものは大聖堂まですべての技術的な形状に大変興味があります。新しいものを造ったり改造したりするのが大好きで最良のものを生み出すためには労力を惜しみません。
多くの人がそうであるように、私も2000年代の初め頃からインターネットのオンラインショップを定期的に利用するようになりました。ネットで注文するプロセスは楽しいものです。町のお店では絶対に売っていないような便利なものを発見することもしばしばでした。 よりお得な商品を探してオンラインショップを利用したり、単に便利だからということで利用したり、オンラインショッピングのプロセスが私にはとても魅力的でした。注文すると荷物がちゃんと届くのですから。
問題は荷物が予測もつかない状況で届くこと・優れたデザインの製品がないこと
ただ問題がありました。荷物が予測もつかない状況で届くことです。帰宅するとドアの前に誰からも見える状態で荷物が置かれていたことがありました。決して安くない商品がそのまま家の前に置かれていたと考えるだけでイヤな気持ちになりました。ましてや私が留守だということを泥棒に知らせていることにもなると思うとぞっとします。宅配業者には留守で荷物を置いていく場合は家の裏のほうに置いてくださいとメッセージを残していくのですが、必ずしもその通りにはなっていませんでした。
また郵便物の場合、朝7時から午後2時までしか開いていない郵便局に持ち帰られてそこまで取りに行かなければならないこともありました。最も困ったのは気難しい隣人宅に荷物が預けられて、こわごわ隣人宅のドアをノックして私の荷物を取りに行かなければならなかったことです。すると隣人からは宅配ボックスを買ったらどうなんだといわれるのです。私はすぐさま、ネットで宅配ボックスを探しました。
でも私の目的がかなうようなデザインが施された宅配ボックスがどこにも売っていないということがわかり驚きました。
アイデアから完成されたプロダクトに仕上げるまで
そこで私のニーズをかなえる解決策はないものだろうかと考え始めました。私はIT業界で何年も仕事をしてきましたが、その前は機械エンジニアでしたので、物を作ることが得意でした。物を入れて閉めると下に落ちるという引き出しの底の構造は最初から考えていたことではありませんでしたが、何度か試作するうちにこのシステムにたどりつきました。
宅配業者がなるべく余分な操作をすることなくボックスがいっぱいになるまで受け取れて、安全なのはこの方法しかないと思いました。私はこのアイデアが何か素晴らしいことの始まりという予感がしたのでまず、プロトタイプを木で作りはじめました。最初の頃の未熟なコンセプトを今日のBrizeboxのような完成されたプロダクトに仕上げるのにエンジニアチームの総力を結集させました。
これは非常にユニークな発想から生まれた非常にハイスタンダードな商品です。
たとえば亜鉛系メッキ鋼板をパウダー塗料でコーティングするというのは建築業界での外装方法です。しかしながらこの製品をトップクォリティの商品とするために他にもいくつかの箇所で手間暇をかけています。ハンドルで動かすレバーメカニズムの部分は丈夫で長持ちするようにステンレス製にしました。ロック部分のレバーも同じ理由からステンレス製です。蝶番にもステンレスが使用されており、ナイロンウォッシャーがすべての動く部分との間に挿入されています。
引き出しやドア部分には雨水が入りこまないようにラバーシールが施されています。すこしでも改良できると思った点はすべて改良いたしました。その結果どこに出しても自慢できる最高の商品ができました。
こだわりのデザイン
外観に関してもかなり挑戦でした。お買い求めくださった方々が自分の家の外の目立つところに設置したいと思っていただけるようなデザインにBrizeboxが仕上がったことを非常にうれしく思います。
また、不在により宅配業者が再配達のため倉庫と配達先をいったりきたりすることで排出するCo2はばかにできません。Brizeboxを使用することでこのような無駄を省くことができ、地球環境をクリーンに保つことにも役立つことになります。
名前の秘密
最後に余談ですが、私は最初からこの商品にBrizeboxという名前を付けようと思ったわけではありません。なかなか良い商品名が浮かばなく”Brian’s Box” (ブライアンのボックス)としばらくの間呼んでいてそのうちもっといい名前が思いつくのではと思っていたのですが、意外とこの名前が好評だったので、そのまま正式な製品名となりました。
Brian Willcox
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