渋谷の奥、松濤にひっそりと佇むシーシャカフェ・バーの施工事例をご紹介します。
一番こだわったのは店舗の外壁。イギリスの古レンガをモチーフとして作られたブリックタイル「キャン’ブリック・マンチェスター」に、グレーの漆喰を施した後洗い、特殊な薬品と水性ウレタンニスを二重に塗布することで、レンガの経年変化と雨に濡れたような質感を同時に表現。独特な文化歴史を持つ渋谷区松濤という土地に拘泥して商いをする店主の想いを形にした、深い趣を持った店構えとなりました。
暗く落ち着いた店内は、自然石の美しさを表現した床タイルが名脇役となって、革張りのソファや調度品を引き立てています。「だれかの気保養になれるように。」という店主の言葉どおりの、都会の喧騒を忘れてシーシャの煙を燻らせることのできる、大人の贅沢な隠れ家空間が生まれました。